座骨神経痛対策ナビ

坐骨神経痛の種類と処置

椎間板ヘルニア

ヘルニアの一種で椎間板の中央にある髄核や線維輪の一部などの一部が正常の椎間腔を超えて突出した状態であって腰椎部の脊髄中枢神経から分岐している末梢神経が出口の部分でヘルニアによる圧迫を受けて痛みに繋がっていきます。

このために治療はヘルニアによる圧迫を押さえることを目指して行われます。第4、5腰椎神経と第1~3仙骨あたりの椎骨がやられやすく、この辺りが上半身の重さが一番かかる所であり、背骨のつけねで動きの負担もかかる所であることが主な原因です。急性の場合は腰や下肢などに炎症が出ることになり、はれたり痛んだり、下肢のしびれや、つっぱり感、腰痛が出ることもあるので、歩く事も立つこともできなくなることも多くあります。

また、椎間板へルニアは大きく2つのタイプに分けることができます。脱出型のヘルニアは線維輪に入った亀裂や、ひびが入ったとされる辺りから中にある髄核が線維輪を完全に飛び出してしまいます。脱出型ヘルニアの場合は激しい症状があるにも関わらず数ヶ月程度で症状が軽くなっていくことが特徴とされます。一方で膨隆型のヘルニアの場合は線維輪に亀裂が入ることも、髄核が線維輪から飛び出さすこともなく髄核と線維輪が同時に膨れることが多いのです。この膨隆型ヘルニアは長引くケースが多いのが特徴です

内側か外側のどちら側から神経根が圧迫されるのかにより体の傾くことが広く知られていますが、これは体が本能的に痛みを避けようとするために無意識に起こることだと考えられます。外側性ヘルニアの場合には神経根の外側部分を圧迫していることで、痛む側の反対側に体を傾ける行為が痛みを和らげるので体は自然と痛みと反対側に傾くのです。

内側性ヘルニアの場合においても神経根の内側を圧迫していることで、痛む側に体を傾ける行為が痛みを和らげるので体は自然と痛む側へと傾くのです。中心性ヘルニアの場合は椎間板が体の真後ろから中心方向に向けて膨らむような形で脱出してしまい、背髄神経本体を圧迫するというものなのですが、この場合は腰を丸めた状態をとると痛みが増してしまいます